昨年の香港に続いて今度は、日本で初めてブレディスローカップが行われましたが、心配していた
観客数は44,000人くらい入ったそうですが、無料招待とかの効果もあったのか気になるところです。
今回の解説は、元オールブラックスの
ジャスティンマーシャル。
当日フッカーで先発に入る予定だったポロタナウが「朝起きた時に足が・・・」と実況の方が言っていた気がしますが、その影響で16番をつけたモアーがフッカーで先発となり、ポロタナウは何とかリザーブに入ります。
ワラビーズの前半そこそこやっていたと思いますが、
相手陣22Mに入ってのチャンスは、オールブラックスより多かったのにトライが僅か一個しか取れなかったのが悔やまれるところですが、
ABsのディフェンスが良かったと言うのもあるでしょう、それでワラビーズに速い展開をさせなかった。
それにABsがブレイクダウンで反則を犯す場面が多かったのもあり展開できずにPGでの得点になっていたのも影響していたかも知れません。その辺は、
コーチのロビー・ディーンズも珍しく試合後に愚痴っていた気がします。
前半、ラックから
リッチー→ドネリー→ムリアイナ→リッチー→シヴィヴァトゥーと素晴らしいフォローとオフロードで繋いで取ったトライは素晴らしかった。ここ数年で一番良かったトライではないでしょうか? あれだけハンドリングが良いABsも久しぶり見た気がします。
そのトライをしたシヴィヴァトゥーが、アシュリー・クーパーにやった
危険なタックルでシンビンでしたが、レッドでなくてラッキーだったかも。かなりの勢いでまともにタックルしたのでかなり危険だったと思う、幸いにも変な落ち方をしなかったので怪我せずに済んだけど下手したら・・・
人数で有利のワラビーズが敵陣に行く事が増えて、14番ハインズが右隅コーナーに飛び込んでTMO。
このTMOがかなり問題でした、TMO担当の方は、日本人だったようで、
平林アシスタントレフリーが通訳に入ったのは良いが、そこでもレフリーの聞きたい事がしっかりTMOの人に通訳されていなくて時間がかかっていました。あの温厚なイケメンレフリーのマークさんが珍しく苛立っていて「私が知りたいのは、ゴールラインに届いたのかどうか」と言うのを平林氏にジェスチャーで苛立ちながら言っていたと思います。 結局先に進まないので苛々したレフリーがTMOの判定を待てずにトライにしました。レフリーはサウスアフリカの人でもちろん英語しか話せない、それなのにTMOの担当の方がレフリーとコミュニケーションを取れない人を入れる事自体が間違っていると思います。レフリーとアシスタントの二人を決めたのはIRBかも知れませんが、
TMOの人選は誰が決めたのでしょう? 平林氏が居るからTMOは日本人で良いと言う考えだったらおかしいでしょう、その後のTMOでも遠くの位置からレフリーが平林氏を呼んでわざわざ通訳させているし、これでかなり時間が長くなるし・・・
これは、
ニュージーランドの放送でもかなり言われていたし,テレビのニュースやラジオのトークバックでもかなり言われています。「こんなの初めてだ・・・TMOが役になってない等・・・」このTMOで時間がかかり最後のインタビューとか、最後まで録画出来なかったです・・・
この微妙な判定でのトライでワラビーズが逆転して試合的には、面白くなりました。
その後再びワラビースがチャンスを掴み、ゴール前のスクラムでNo8パルーの激しい突進でトライか??
しかしここでも
カウワンが必死にタックルし、ダンカーターと二人でトライを防いだ。カウワンはハインズのトライにもカバーディフェンスで防ぎそうだったし(ノックオンに見えなくもなかった)その他にも素晴らしいカバーディフェンスでピンチを防いだりと彼のディフェンスは素晴らしい。前半ワラビーズがABsゴール前に迫る場面が多かったが、ABsが見事ターンオーバーして何度もピンチを防いだのが大きかった。逆にワラビーズは、ここでトライが取れなかったのがかなり痛かった。16−13のワラビーズリードで折り返す。
後半は、ワラビーズの元気がないと言うかミスが多くちょっと緊張感のない試合のようにも思えました。
ワラビーズは、ニュージーランドやサウスアフリカのように国内選手権が無い為、試合をするのはトライネーションズの最終戦以来となり、この影響が少なからずあるように思えました。試合勘が鈍っていると言うのと、試合でのプレッシャーを久しぶりに感じる事に戸惑っていた感じで、コンタクト時にボールを落とす選手が多かった印象が凄くあり、ABs陣22mで戦ったのは14分とかなり多かったのにコンタクト時にノックオンでチャンスを何度も潰していたのがあり後半はトライはなしが、ワラビーズの敗因でしょうか。No8パルーも力強い突進をしていたのにボールをしっかりキープ出来ていなかったのが残念でした。やっぱりこれは長い間試合をしていなかったからだと思います。
一方のABsは、ムリアイナとシヴィヴァトゥーを省いた
殆どの選手は、Air NZ Cupに最低2試合くらいは出ているので試合勘は鈍っていなかったです。この違いはやっぱり大きかったかなって思います。
ANNCでも絶好調だった、
14番コリージェーンは、この試合でも素晴らしいランニングスキルとハンドリングスキルを見せてチャンスを何度も作っていました。特にコンラッドスミスのトライに繋がったプレイの敵を二人引きつけてからのオフロードは本当に素晴らしかった、ジェーンは2006年の時に既にウエリントンで7s仕込みのランニングスキルを見せてけ、オフロードで繋ぐ素晴らしいプレイを連発していました。
コンラッドスミスも流石のプレイを何度もしていましたし、怪我さえなければ良いのにといつも思います。
カーターも完全復活と言ってもいいくらいのプレイをANZCからしてきて、この試合でもそれを証明してくれたと思いますが、
後半の途中でタッチに出された時に、足(ふくらはぎかな?)を痛めてそれ以降無理してやっていたようですが、どうしてあそこまで無理をする必要があるのかなって・・・
残り2分くらいでドナルドと代わりましたが、点差が10点付いた時点で代わるべきではなかったか?それとも怪我した時点で帰るべきでしょうか、イベントのようなこの試合に無理してやる必要はなかった、これで酷くなったり、古傷のアキレス腱に影響が出たりしたら大変です。
カーターは、GKも安定してきたし、怪我の具合が気になりますが、ヨーロッパ遠征は大活躍でしょう。
FWは、リッチーマコウもかなり良かったし、オタゴコンビの
ロックのドネリー、6番トンプソンの二人のラインアウトはかなり良かった。トンプソンは、相手ボールを二つほど取った気がします、スピードもあるしカイノを寄せ付けないほど成長しました。これでリッチーがかなり楽になっていると思います。
No8ソーイアロは、絶好調時と比べるとやっぱり落ちる気がしますが、激しいプレイでワラビーズにダメージを与えたと思うのでその辺は評価できるかも。でもタックルを何度か外されていたと思います・・・リードが入ってディフェンスがより締った感じで安心して見る事が出来ました。
ワラビーズで目立っていたのは、プレビューでも書いたと思いますが、怪我から復帰のウイングの
アイオネのランが結構抜けていてシヴィヴァトゥーとか簡単に抜かれていましたね。彼のランはマジで危険です。遠征でもかなり活躍するでしょう。
もう一人はハーフバックの
ゲニアですが、彼のランもスピードがあり何度か抜けていました、スーパー14でもサイドを突いてトライを取るなど強さもあるので、ゴール前で相手は恐怖ですね。 そのゲニアはワラビーズで一番パワフルで、
ベンチプレイスは180KG上げるそうです。
でも前にも書きましたがABsのデ・マルマンチは、200KGですから、本当に凄い。
それにゲニアは、
素晴らしいダイビングパスを何度も見せていました、キックが大きすぎたり、小さすぎたりしていたのでそれが課題でしょうか、その他は素晴らしので経験を積めば凄い選手になると思います。
あとアシュりー・クーパーも良いランを見せていて突破していました。彼はやっぱりFBをやらせてあげたいですね。バーンズの怪我は、ディフェンス面でも影響があるしかなり大きかった、この怪我で遠征も駄目ですし日本に怪我をしに来たようなもので可愛そうです。ギタウは、偉い積極的に仕掛けたけど、ちょっと持ちすぎた印象もしないでも。
最後にジョージスミスとトニーウッドコックの喧嘩で締めくくった東京ブレディスローですが、皆さん観戦を満喫されましたか?ブログをちらほら見る限りでは、かなり満足した様子が書かれているので、日本初のブレディスローカップは成功と言う事でしょうか。
いややっぱりTMOが酷かったので成功とは言い難いですね。 あの温厚なレフリーのマークさんが怒るくらいですから・・・
New Zealand 32 (Sitiveni Sivivatu, Conrad Smith tries; Daniel Carter 6 pen, 2 con)
Australia 19 (Peter Hynes try; Matt Giteau 4 pen, con).
Halftime:
13-16.
最後の喧嘩で
トニーウッドコックは、一試合出場停止(シヴィヴァトゥーも危険なタックルで一試合停止処分)でウエールズ戦は出れません。カーターも怪我があるので今週の試合はどうなるでしょうか?11番には、ザックギルフォードが入るか?それともタマティエリソンが入るか?明日発表があるので注目です。
ABsの新コーチに代わり、ラインアウトが取れるようになったのが収穫でしょうか。新FWコーチのヘンリー氏は、なかなかやりますね(笑)と言う事は、今までのFWコーチのハンセン氏は駄目だったと言う事でしょうか?
それより心配なのが、
ワラビーズが今年ABsに4連敗で昨年から合わせると7連敗となりました、これでディーンズ氏へのプレッシャーがますます強くなると思うので、遠征を成功させて信頼を回復できるようにしないといけません。
3日は、グロスターとの試合だそうですが、
元ABsのカルロス・スペンサーが出場しますが燃えているようです。
それにしても、ワラビーズの13クロスは、ABsとやっぱばかりできついですね、週末はイングランドで確かモートロックはイングランド戦まで欠場とか言っていたし・・・
Gloucester Rugby: 15 Freddie Burns, 14 Charlie Sharples, 13 Henry Trinder, 12 Tim Molenaar, 11 Tom Voyce,
10
Carlos Spencer, 9 Dave Lewis, 8 Dan Williams, 7 Akapusi Qera, 6 Jake Boer (captain),
5 Adam Eustace, 4 Will James, 3 Pierre Capdevielle, 2 Darren Dawiduik, 1 Paul Doran-Jones.
Replacements:
16 Ben Phillips, 17 Rupert Harden, 18 Dave Attwood, 19 Apo Satala,
20 Jordi Pasqualin, 21 Jonny May, 22 James Simpson-Daniel.
Australia: 15 Kurtley Beale, 14 Lachie Turner, 13
Ryan Cross, 12 Tyrone Smith, 11 Drew Mitchell,
10 Quade Cooper, 9 Luke Burgess, 8 Richard Brown, 7 Matt Hodgson, 6 Mitchell Chapman,
5 Dean Mumm (captain), 4 Dave Dennis, 3 Salesi Ma'afu, 2 Tatafu Polota Nau, 1 Sekope Kepu.
Replacements:
16 Pek Cowan, 17 Matt Dunning, 18 Mark Chisholm, 19 Wycliff Palu,
20
Richard Kingi, 21 Matt Toomua, 22 James O'Connor.
以前書いた記事で(
こちら)元ワラビーずの
トゥキリが来年オーストラリアのリーグラグビーに復帰すると書きましたが、
その前にイングランドのレスタータイガースと短期契約を結び今週からトレーニングに参加すると耳にしました。
レスターは、今週末
スプリングボクスとの試合があるのでトゥキリに出て欲しい。ニュージーランドでは、この試合の放送がラグビーチャンネルであるので楽しみです。